あ。[何かを感じて、足を止める。振り返る]――光が。[妖星のあった辺りから、光が零れていた。忌まわしく禍々しい光ではなく、柔らかく暖かな色の、いくつもの光。地面の下から浮かんできて、空へと、上ってゆく。明るく青く澄み切った、空へ**]