―3日目・PM6:00・救護室―
あ…。
[思わぬ訪問客>>2が名を呼んだ事に驚き、胸が高鳴ったと同時に固まった。
丁度ケガの具合を確認する為に上を脱いでいたのでタイミング的に相手にそれを晒していることになる。
腹に出来た大きな痣は見られても特には問題はなかい。
寧ろそれ以外の服に隠れるような位置に存在する無数の傷跡を見られたかもしれない方が何故か嫌だった。]
ディ…貴方が来るとは思いませんでした。
てっきり早々に帰るかと思ってました…。
[彼の名を呼ぼう、そう決めたのにいざ口にしようとすると胸の鼓動が大きくなり言えなかった。
目線を逸らしつつ、ワイシャツに袖を通そうと手を伸ばして]