― 会場内 ―
ぼくは待ってただけなんだけど。
中に入ったら眠っちゃったから、起こさないようにそのまま預けてきたの。
[>>3:67凄いと言われて悪い気はしない。
頬を染めながらありがとうと微笑んで]
お父さんのお知り合いかあ。
[個人の特定が出来そうな人なら大丈夫かもしれない。
キアラの親しそうな声に警戒も少しずつ緩み始めていた]
チームメイト?
へえ、そうなんだ。
[ゲームの仲間と聞けば、なるほどと納得を。
機動兵器目当てで遠征してきたという人には、似たような親戚がいるから僅かな親近感も覚える。二人の控えめな会釈を受けて、ぺこりとお辞儀を返した]