―市街区混戦―[第二小隊が先行し、小隊へと合流を目指したとの報せを受け、後退し、第一小隊と合流して乱戦中の兵の殲滅にかかる。敵は手強かったが、それでも徐々に手ごたえは鈍くなってきた。振るい続けた腕は流石にだるく、味方も疲労が濃い。切りかかってきた敵兵の胴を薙ぎ払って息をつき、この状況で、と眉を顰める。]