――宿の中。>>1:168レト
[彼の魔法で、泥だらけだった服はあっという間に純白へと戻ったようです。めにもまぶしいその色はそれはまるで花嫁の衣装のようだ…なんて、思ったりして。
彼の腕に抱かれてベッドへと導かれれば、エルフは彼の隣で事の顛末を語りました。時折撫でられるやさしい手に、うっとりと目を細めながら]
……あ
[そして語り終えれば、当たり前のように降ってくる口づけ。触れるだけのそれは啄むようで、その度に彼への思いがつのっていきます。
いつの間にか、彼の服の袖を掴んでいた手は彼の背中に回っていました。]
……ん…ふ……ぁ……
[これほど何度となくキスをされたことはなくて、また思考がとろりと溶けてゆきます。
いつの間にかベッドの上に押し倒されていても、エルフは抵抗することはなかったでしょう。むしろ、軽く開いた両足で彼の体を挟み、体の中心に招き入れて]