―回想・0日目・PM7:30・バルコニー―
いや、悪い悪い。
さすがにそこまで豪快に行くとは思ってなかった。
[こちらに噛みつく反駁>>1:61は激しいが、その直前の反応を知っているからこそいっそうの笑いを誘う。だから緩い謝罪の端々に笑みの気配が残っていただろう。上流貴族の家督を継ぐ予定にあった彼がその飲み方を知っているというのは気にかかるが…掘るべきではないと判じて笑みひとつ]
はて、俺のセンスがウェルシュの口に合うか分からないが……微力は尽くそう。
[その程度の我儘ならばいくらでも叶えよう。足取り軽く身を翻し、先に立って会場へと戻っていった*]