[川がカーブした辺りまで流されて、ようやく岸に這い上がることができた。>>219鎧が軽かったのが幸いしたのだろう。刃物で切ったか、ふくらはぎのあたりに大きな傷がある。痛い、が、それどころではなかった。] 親分さん…![傍らのマーティンをひっくり返し、水を吐かせようと懸命に背を叩くが、その息は弱かった。]