人狼物語−薔薇の下国

453 姫と聖地を守り抜け!


凱風の騎士 クレステッド

[昨日のこと。
声をかけてきた真剣で溌剌としたサシャの受け応えに、クレステッドは息子の面影を重ねたものだ。>>0:109
目を患っていなければ、トビアスもこの子のように加勢を申し出たに違いない。
そう思い、(少女ではなかった)サシャに心からの賛意と祝福を与えた。]


 ただし、一番の殊勲は使命を果たして無事に親のもとへ戻ることだ。
 わたしにもまだ幼い息子がいるから、それを一番に願う。 
 人も救い、自身も壮健であること、それが最善の道だ。


[自らはそれに加えて、サシャのみならず、年少の子らは皆、息子だと思って守りに立とう。
そう自負して、サシャを見送って聖殿に戻ると祭壇の前に家族で並び、息子の快癒と聖地の安寧を祈ったのだった。

そして、日が改まり。
異形の魔物の放つ生臭い匂いが壁を越えて届いていた。**]

(3) 2016/11/02(Wed) 09:50:35

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