[会議室に辿り着けば、既にメンバーは揃っていただろうか。慌ただしく駆け込んでくる、アナウンスでは名前を呼ばれていなかった司書が駆け込んで来た。先ほど感じた引っかかりを考えていたところで、バグに関する物と分かり、司書が持ってきたマニュアルに飛びつき読みだした]……そうだ、先輩は…………。[手が震える。口元を押さえながら昔世話になった先輩・ジークムントの日記を思い出す。そう、彼は失踪ではなく、バグの騒動により死んだ]