あ、申し遅れました。[ギギギと扉を開いて]隣の教区から来ました神父・・・じゃなくて司祭のルートヴィヒと申します。えっと、皆さん?結構な人数がおられるんですね。・・・・・・ご厚意に甘えてもいいですか?[色んな意味で遠慮して帰りたい気持ちだったがかろうじて聖職者としての体裁を整えて男に返答する。すでにさっきほどの情けない姿を晒したことなどは頭の片隅、忘却の彼方へと押しやって。皆のところへと案内してくれるのならシュナウザーの後をついていく]