[中央広場にしつらえられた壇上に上がる。その表情は、引き締まったものに変わっていた。] シュビトの皆。 心ある街の皆と、学館の仲間たち。 今日、こうして集まってくれたことを、喜ばしく思う。[なおも集まる人々の上を、朗々たる声が渡っていく。爆発する手前の熱狂が、静かに引き絞られていく。ひりつくような空気が、肌をも焦がすようだった。**]