太陽が傾いてしまって早何刻経ったのかしら。こんばんは、なんてチンケな言葉を私が口にするとでも思っているの?為る訳ないと見せかけて、するわよ。
「 こんばんは。 」
この私の貴重な挨拶を噛みしめるように生きていきなさい?
ところで、麦のお茶なんて、なんてなんてなんて安っぽいのかしら。人類皆、食糧は麦に助けられてると言っては過言ではない域に達しているのは知っているのよ。だって、グラ○コロだなんて…ー隠せてない?何の話かしら?ー、全部まるっとすりっと麦塗れじゃない。麦がないと生きていけないだなんて、そんなの有り得ないわ。断じて有り得ないの。私は対して麦が好きな訳ではないのだけれど、好きな人もいるって知っているのよ。我儘言わないわ。けれど、これだけは言わせて頂戴。麦茶よりも、爽健美茶がいいってことを。
さて、そろそろ口が乾いてきたみたい。愛すべき爽健美茶で喉を潤しながら、この緩やかな村を散策でもしておくわ。