ある時、ひとりの偉大な王が現れた。 王は人々を集め、国を作り、騎士団を率いて魔物と戦った。 国は次第に大きくなり、騎士団は力を増して、 世界から魔物を次々と駆逐していった。 王と騎士団は、人々の希望であった。 彼らが赴くところ、人々の顔に光が差し、腕には力が満ちた。 王が声を上げれば、応える声は地平の果てまで響き、 騎士たちが進めば、誰もが武器を手に取って後に続いた。 人間だけでなく、古き妖精族や獣までもが王と共に戦った。 王は、世界の希望となった。