[振り返った姿には、未だ傷痕が残るようだった。赤が滲むのが見える。ディークの撃った傷だろう。]───土産に、いただいていきますよ![腕に力を込めればつきたったナイフは抜け落ちず、右肩の痛みと合わせ痛みを向けてくる。]