人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


作家志望 クララ

― 街中 ―

 うっ……

[ほとんどしゃくり上げる声になりながらも、エルナの問い>>0に首肯を返す]

 でもっ……違うんです、わたしが情けないから……。

[詰め寄ってきた花精たちが上げた名を口にすれば、その相手にも責を負わせてしまう気がして詳しくは話せなかった。
 幸い、エルナの方からそれ以上問われることはなく>>1]

 は、はい。
 ありがとう……ありがとう、ございます。

[頭の上に乗せられた帽子。
 その気遣いを今は素直に受け取って、俯けた泣き顔を隠した*]

(2) 2018/06/24(Sun) 00:55:44

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