―― 風龍峡・翡翠ヶ淵 ――およ?[こちらが何か言うより早く、地面に降り立とうとするアルマース。かれの瞳はかれ自身とはまた別の竜をとらえていた。>>0:60やがて地面に降り立つとのっそのっそとその竜に近付いていく。ツィスカはというと降りる機会を自然と見失って相棒の首元に掴まっている。かつては人見知りならぬ竜見知りをすることもままあるやつだったアルマースだが、今は堂々とした風情でキュウンとひと鳴きした]