人狼物語−薔薇の下国

489 グラムワーグ・サーガ4


黙示天使 アデル

 ― 光の船 ―

[地上を望む透明の壁面の前に、その御方は立っていた>>0:323
 三対六枚の威容を誇る翼の傍に跪く。
 その声が己が名を呼ぶだけで、胸の奥が熱く震える心地であった]

 はい。大規模な反撃に及ぶ者は、今はほぼ見られません。
 とはいえ飛竜を模した自動人形やら、得体の知れぬ奥の手を隠してはいる様子。
 警戒は、未だ緩めぬべきかと存じます。

[頭を垂れたまま、地上の現状を告げる。
 こちらが口にする間でもなく、大天使は既にそのことを掴んではいるのだろうが]

(2) 2017/11/03(Fri) 00:37:59

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