人狼物語−薔薇の下国

381 四君子繚乱


柊の護花 コンスタンツェ

 不満だらけね。

[その場へ行ってしまえば、恐らく生き長らえる事も厳しいのではないか。
 目の前の相手に訳も分からず蹂躙されるに等しい…、否、蹂躙という言葉は相応しく無い、過酷な場へ放り出されるだけであり、ただ、それだけの行為でしか無いだろう。]

 柊のひょうか……。
 氷の花。
 人間では無いの?

 従わなきゃならない理由を聞かせて。

[唐突に主となると言う男に。]

 貴方、さっき、デンプヴォルフさんに『雪花に導かれし者』かと尋ねていたわね。
 それが雪のように白い花なら、確かに私は空から落ちてきた花を手に受け止めたわ。

 だけど、『心に氷が宿る』というのは何なの?

[不満ではなく、其れは事態の把握をする為の問いかけだったか。*]

(2) 2015/10/03(Sat) 00:30:32

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