……あー……もう……これ絶対、後で怒られるヤツ……まぁ、仕方ない、かぁ……。[はあ、と大きく息を吐いたなら、傍らに控える白銀の竜がきゅう、と鳴く。その響きに、ほんの一瞬ジト目を向けた後、青年はくるり、と後ろを振り返る。視界に入るのは、複数の騎竜師の姿。それに、眩し気に目を細めたのはほんの一瞬の事]