[巨大な魚のように宙をゆらりと舞いながら、シメオンとの対談にクレメンスが加わるとその様子を見ていたが、やってきたクレメンスを芽に入れるなり眉根を寄せた。]おっさん、嫌な感じがするな。[一見息災な様子だが、その背後には死の影が付きまとっているのが良く見えた。]今すぐ治療してくんねーかなぁ。ってこっちで言っても無理か…。[もう声は届かないのだという、もどかしさを思い知る。]