粒々辛苦 ヴェルナー

―回想・3日目・PM1:00・食堂―

面白い話、今してやろうか。

[向けられたハッタリ>>3:11に真っ直ぐ答えず、ただ飄々と口元だけで笑みを作って見せる。引っ掛けであったことは事実だが、ここまでむきになるとは思っていなかった。そのぶんのからかいも含めて]

心身ともに未熟な新入生をなんの対策もせず放っておくわけないだろ。
万一の為、あらゆるところに監視の目は張り巡らされてる。

[ほら、と指差した天井には魔科学製の監視カメラが光る。言われなければ気づかないようなごく小さいそれを利用できる立場なのだと隠さぬ態度で意地悪く笑う]

それを取って『盗み見』なんてひどい話じゃあないか。
それとも盗み見られて困るようなことがあったのか？