[飛びかかる黒い影に右手の銃を向けるが、出血に霞む視界では、狙いを定められぬまま。覚悟した耳に、一発の銃声が響いた>>4:314。自分の銃声とは異なる、距離のある響きに。ああ、来てくれた…と安堵に遠のきかける意識を叱咤する。一発では殺せたのかは、定かではなく] ダーフィ、そいつ、ベルを殺した人狼だ…っ[叫んで、薄暗がりの中の動かない黒い獣の影に目を凝らした*]