[ならば余計に、今霊能者だと名乗らせれば死んでしまう確率が普通よりも上がる占い師が1人しかいないならその価値はあまり”高くない”のは理解しているが矢張り生きていて欲しかった。人であると信じられるなら、尚の事である神父は彼女に願う。できれば隠れていた方がいい、と彼女を獣の牙から護るためにだが神父は知らない。占い師と名のっていた人は隠れて占い師を名乗っていた人を含め”2人”居たことを――*]