[夜明け後。泣き止んだエレオノーレが霊薬を作り出す瞬間を見た。 涙が溢れたこれはエレオノーレの痛みだった。エレオノーレの命の雫だった。それの為に、彼女は傷付けられ、大切な人を失い、それでもこの薬を作る。彼女の眼には何が映っているのだろう。私の掌に錠剤を2つ置いた彼女は薄暗い中で小さく微笑んだ気がした。]