……治療と休息が済み次第、速やかに奥地に進む。この先に、目指すもの──陰気の源たる『何か』がいる。これ以上、陰気を増大させるわけにはゆかぬからな。[先へと進み、陰気の源を討つ事。そして、過剰なる陰気を鎮める事。それらは天界の気脈を正し、結果的に、天上宮の護り手たちへの支援ともなるから。宣する口調に、迷いや躊躇いのいろは一切、なかった]