人狼物語−薔薇の下国

564 天冥交鎖 ―風龍峡、時流混線―


妖白狼 ゲルト

― 翡翠ヶ淵 ―

[凝縮された力――天界のそれと、『虚無』の『澱み』という相反するもの。
それらは反発と融合を繰り返した後、ぶるり、と大きく震えた]

 …………!

[反射的に低く身構え、咆哮を一つ、上げる。
風龍峡に響き渡るそれは、天輪湖に集う面々にも届くもの。

同時に放たれるのは、異国の神獣の王より受け継ぎし神気。
それと、闇の精霊の力によって『澱み』が拡散するのを防ぎつつ、目の前で起きる変化をき、と見据える。

凝縮した力はしゅるりと淵から立ち上り、その形を変えていく]

(1) 2022/08/30(Tue) 00:34:37 (tukineko)

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby