[ともあれ、今は宣した役目に集中する。
一点に留まらず、流れを繋げる動き。
それは、粗削りながら、確かに暴風の太刀を継いだもの]
へ、不意打ち、って……。
[揺れるってなに? なに? と疑問浮かべる暇もあらばこそ。
振動が伝わり視界が変わってゆく。
見回せばそこは城壁の上で、周囲には攻城兵器やら何やらが並んでいて。>>2:343]
部隊……は。
まだ、ない。
てか、ぼくはまだ、そこまで届いてない、て、
[他者の命を預かるには、未だ未熟に過ぎる、と。
そんな判断がされているとまでは読み切れていないが。
ともあれ、唐突な問い>>2:344には戸惑いながらこう返していた。*]