人狼物語−薔薇の下国

168 グラムワーグ・サーガ


魔王 テオドール

― カレン東原の戦い:2日目 ―

[ 舞い上がる煙で煤だらけのハーピー隊が帰ってきて、
 騎士団の状況>>2:546を報告した。
 動きが乱れていると聞いて、ふむ、と無精ヒゲを撫でる。 ]

[ テオドールは基本的に、責任者を決めたら、その者に現場の判断は任せる主義だ。
 だから、誰かうまく立ち回った者が居たのだろうと思うが、
 騎士団の罠の向こう、騎士本隊の足元に仕込むのは、
 魔軍側からは困難に思えた。 ]

 ……カレンに忍ばせた部隊のいずれかか。
 褒美をやらねばならぬな。

[ それが切り捨てたファミルの手柄だとは知らぬ。
 書記官に記させると、テオドールはすでに次の事を考えていた。 ]

(1) 2014/04/02(Wed) 00:47:53

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