― 『世界軸』上層・影の広間 ―……ったぁ……。[吹っ飛ばされた後の流れは見えていなかった。どうにか受け身は取れたものの、反動の衝撃もあって、結構痛い。それでも、何か大きな力が動くのは感じていた。>>1:225そしてそれが、澱んだ影の力を鎮めて行くのも]ふに……うん、なんとか……。[耳に届いた声>>1:227に、どうにかそれだけ返して。それから、ゆっくりと、閉じていた目を開けて]