― 平原 ―
うん……!
[レト>>169の言葉に頷きを返しつつ、遠ざける言葉がないのに少しだけ安堵して、今は己の為すべきことをする。
それから間も無く]
やった!?
[巨体が地に伏す音が聞こえ>>1:165、次いで陽気が周囲へ広がる。
そして過剰なる陰気が正されていくを感じた。>>1:166
引き寄せられ集った妖魔の動きも、これで鈍るか。
そんな中、ごく近くにいたレトの異変>>1:171]
大丈夫……?
[陰気宿す身に陽の光は眩しすぎたと、少年は気付かない。
ただ、レトのためにもこの場の戦いを収束させんと残党に短剣を振るった]