人狼物語−薔薇の下国

554 虹竜彩菓 ― 騎竜師学校祭典中 ―


修練生 ヴェルザンディ

[とはいえ、素がばれて困るわけではないから
父親とのやり取り以外でも猫被りが外れることはある。

ファン一号となってくれた令嬢の兄──
ちゃんと面識を持つようになったのは学校に入ってからだけど
彼からの応援を初めて聞いた時とかまさにそれだった]


 ちょっと待って、


 なんでピンポイントでそこ!?



[褒めてくれているのはわかるが、
歌でも踊りでもなく何故筋肉を褒めるのか。
初めての事に思わず素で問いかけた私の声に、
彼は何と答えたのだったか]

(1) 2021/12/05(Sun) 00:33:37

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