― 魔王城・破壊された玉座の間 ―[光槍の一撃に、無事とは言えぬ者も居たようだ>>0:241。 魔王はそのような者にも指令を下すのみで気遣いの言葉を掛けはしない。 気遣った所で癒す力も、魔王は持ち合わせていないのであるが][配下は各々で取れる手段を取るだろう、その確信がある。 一方で、様子見に向かうローゼライト>>0:235にはひとつ頷いて、彼の者の動くに任せた][その傍ら――人は人の流儀で、皆の力合わせ天へ向かおうとしていたが、互いに言葉は交わさぬまま*]