人狼物語−薔薇の下国

471 overlap memory/重なる絆(続)


尉官 カスパル

――前世の顛末――

[少女を喰らった翌朝には飢えは癒え、弟妹を前に渇きに苛まされることはなくなった。
しかしその後も村人は一人一人と消えていき、村人達は疑心暗鬼に陥って村人が村人を殺すことも増え、再びカスパルの飢えも強くなる。

我慢できず弟妹の服を切り裂いた翌日、ありったけの金と共に、よく出入りしていた隣街の宿屋へ二人を預けた。
一人になった家は寂しかったが、二度と弟妹を手にかけることがないだけでも幸せだった。]

(1) 2017/02/09(Thu) 00:33:22

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