― ―[高く乾いた音>>6:178が雪の中に溶け。其処に倒れるはずの男の姿はない。ただ、銀に鈍く光る認識票が。白い狼の遺骸>>*0の傍に2つ残されている。] ……独りは、寂しいんだ。 俺は、本当は。 あいつらに、そう言って、欲しかった。 もう、残されたくないんだ……[妖精が踊るような雪の中。認識票が いていた。]