[戦いに決着がついた頃。ふわり、ふわりと菫青石の煌き帯びた風が舞う] ……力示せし対なる花。 ……願い携え、我が元へ。[声と共に、周囲に振り撒かれるのは癒しの力。それは、この場にいない者たちにも少なからず及ぶもの。声を伝えた風はひゅるり、と湖面に渦を巻き。そこに生じるのは、社のある島へと続く、菫青石の一本橋。*]