[倒れる青年の体>>4:560。背に広がる赤。 ――嗚呼。また俺は。目を伏せたのは、僅かな間。もう一発。今度は赤毛の青年に向け。] ……シスターの拳銃で悪いな。[彼を殺す道具が、彼女の遺品であることを謝罪して。――また、その場に高く乾いた音が響いた。]