[ ――――。
カサンドラと、マーティンの話が終わったようだったら、
マーティンをNルームに運んでくれるよう。
カサンドラの判断でタイミングは決めてもらうようにと
スノウに、ついでにと話しておいたのだったか。 ]
[ そちらの話がついたかはさて置き、
大丈夫よとでも言いたげな彼女>>4:287の、
震える指先を確りと握り込んで――、
そのまま彼女の弱々しい笑みを見ないまま
軽すぎる躯を抱え上げてストレッチャーに移そうとした。 ]
[ …それが叶ったなら、
カサンドラの方>>4:294を一瞥して
…声をかけることはせずに。 ]
カレルは…医務室に運んでおくようにする
君は、落ち着くまでマーティンの傍に居てやりなよ
[ と、言いおけば振り返ることもせず
カサンドラを置いて、医務室までカレルを運ぼうと。
途中で血相を変えたヴィクトリアが駆けてきたら>>4:280 ]
……彼女は、カレルは無事だよ
[ そう伝えて、道を進もうか。
ついてくるなら止めないし、事情を聞かれれば
自分の知っている範囲のことを教えようとはしただろう。 ]