[様子の違うクララを案じているのだろう、>>2:110リヒャルトも私と共に誘いを重ねる。けれど、返ってきたのは>>2:111やはり晴れぬままの表情と]クラ…[私の名を呼んで、大丈夫と言いながらもその瞳から零れた雫はすぐに幾つもの筋を作り。しゃくりあげながら、怖いと訴える彼女の名を最後まで紡げずに]……病気のこと以外で怖いことが、あった?