―城下で―
ちっ・・・。
[近くに警備兵の姿>>2:262を確認すれば民衆は蜘蛛の子を散らすように離れていく。手を出させてすぐにしょっぴいて痛い目に合わせてやろうとしていた気持ちはどうやら晴らされぬようだ。]
警備兵か・・・・・・
、ここのところ民は随分と不満に荒れているようだが、
こうまで野放しにしているとはだらしない、
警備をもっと強化せよ。大事が起きてからでは遅いぞ。
[一人になっていた自身もあれだが、以前よりも不穏さの増した城下につい警備兵の女にあたってしまう。
それだけ言って去ろうと思ったが、遠くに見えた>>2:263フェリクス王子を確認するとそういうわけにも行かず馬を降りた。]
?? 王子はどこにいかれるのだろう?
[側まで来るようならば、警備兵の横で礼をしどこへいくか伺っただろう。*]