― 『舞踏場』近辺 ―そーかぁ?聞いた上で何か言うかもしれねぇぜ。[珍しい>>2:110と言われて、おどけるように言葉を紡いだ。相手の視線が銀の繭に向く>>2:111のはそれを見るだけに留め、つられてそちらを見るようなことはしない。『今は』と前置かれて告げられた理由には]……『風』、ねぇ。なるほど、縛られるを是としないか。 全く、らしいことだ。[『彼の人物』の面影を見出し小さな呟きを一つ]