[>>2:323暗に無理と言えば彼の足も留める事になる。
ヨアヒムという青年は、記憶が確かならばこの村で育った子。
男の居ない間に、親睦もあっただろう。
だから、足でまといになるような事にはしたくなくて。]
そんなに心配することはないさ。
[それでも無言で歩けば余計疲労が溜まる気がした。
ふと思いついた様に口を開き。]
お前…、この先どうするんだ?
兵士として復帰するのか?
[隻眼で兵役につく事は難しいように思えるが、
彼はまた戦地に身をおくつもりでいるのか。
それとも、この村で新たな仕事を探すのだろうか。]