― 本部 ―
いや、向こうのほうが一枚上手だったな。
これは鍛錬になりそうだな。速さ、というよりは小ささと小回りの良さが厄介だ。
[良い鍛錬になる>>1:321。というのは失敗からというのもなんだが、失敗したらしたでその動きをじっくりと見て次に備える必要はあってそう分析をする。
あの時点で視線での合図だけで取れる行動で考えれば特段ミヒャエルが悪かったとは思えない。しっかりとあわせた動き>>1:322をとってくれていた。
だから謝罪>>1:328は不要で次にいかそうと笑みを浮かべて]
…あいつは囚われたやつらを取り戻そうとしてここにきたわけではないよな?
となると偶然か。
[どちらかというとそっちが気になった。もし一角兎が本部に突っ込んでくればもう一射。と思って身構えていたがしばらくしても何もないようなので意識を解いた。
一応本部にいる面々に、警戒はもってもらうように伝えておくために、声をかけて推測を伝える]