― 天翼の領域 ―[六翼とのやり取りが一区切りする頃には、他の若者たちも降りてきているか。青年はちら、と黙り込む六翼を見やり、小さく息を吐いて] お疲れ様。 とりあえず、先に進む事はできるようになったから……最初の、広い岩場で休憩しようか?[複数が集うには狭いから、と。告げる口調は、やや冗談めかしたもの。*]