―昨日の夜―
[ニコラスと共にシモンに手を貸し助け起こす。
リーザを探しに備蓄庫に行こうとすると、ニコラスが何か言いたげにこちらを見るのに気づいた>>1:271、
よくよく友人を見ると痛みのせいか汗が酷い。離れるついでに拭き布でも持ってきてやろうと考えた。
――立ち去ろうとすると、ふいにシモンから袖を捕まれる>>1:273
縋るような眼差しで告げられた言葉に、一瞬戸惑うように固まった。
ふ、と軽く目線を逸らすも]
……ああ。心配すんな。
[すぐに目を合わせ、短い承諾で答える。そのまま身を翻し、備蓄庫へと向かった*]