[――つまりは、けだものが正常なのだと認めた男に。
半眼で睨みあげようとして、継がれた言葉にそっと俯いた。
礼を言われることなど何一つないはずなのに。
実際に、ディタに導かれはするものの、
擦り込まれる刺激に支えがなければ倒れ込んでしまいそう。
肢体からはゆるゆると力が抜けて、
小さく痙攣するかのように反応を返しては男になされるがまま]
…………ぁふ、……
[口端から零れる呼気を音にしたような、そんな甘い声。
取られた手は素直に従って、握ったそれに]
ふぁ、あ……ぁ、ディタ……っ……
[重なる手と共にゆっくりと力を籠めて、
未だ慣れない秘裂の奥へと抉じ開けるかのように――]