[>>_308人々の喧騒からほんの薄い壁一枚を隔てた密室で、
真っ赤なベルベットのソファに憧れの人を押し付ける。
金の髪を靡かせ、仰向けにされたオクタヴィアは、
ずっと焦がれ続けたそのままに、――――美しく。
弾む吐息に連れて揺れる豊かな胸元から視線を下げれば、
>>_309艶めく黒いストッキングの中心に空けられた
円周状の"穴"が見える。
ナイフによって切り裂かれたその箇所からは、
>>_310控えめな茂みと、物欲しげな蜜で濡れた花弁が覗き]
逃げないでくれて、ありがとうございます。
けど、すごい……こんなに、溢れて……
感じてくれてるみたいで、嬉しいですよ?
[真っ赤な頬はきっと快楽以上に羞恥を感じているのだろう。
それを判りながら、いつもお姉さん然としている彼女の少女の様な一面が可愛らしくて。
わざと、指先で滴る音色を奏でていく。
くちゅり、ぴちゃりと、更に指先をもう一本。
そうしておずおずと開きゆく両脚の間に自らの膝を割り入れていく。
――――開いた脚が、もう閉じられないように]