……ぁ、ふ
[隠すものがなにもない不安と羞恥。
ショーツも奪われれば小さな吐息を零し視線を逸らす。
頬は赤いだろうか。
瞳は潤んでしまっているのかもしれない。
唇はきゅっと結んで声を洩らさないように必死で、
>>_302金具の鳴る音に心臓が破裂しそうだった。
――それでも、脚を少しずつ開いて見せながら。
不可侵であるはずの柔らかな秘裂へ沈む指に、息を呑む。
緊張と、想いが繋がる悦びに濡れたそこが、
指先が踊るたび口付けに負けない水音を奏でてしまうことに。
赤く染まった頬は熱を持つばかりでも、
受け入れようと開いた脚は閉じる気配はなく――]
リヒャルト、くん……好きにして、いいから……
だから、おねがい……口を、塞いでいて――…
[弾む吐息と掠れた声で、ただ甘いおねだりを囁いた]