……わたし、だって……。[>>_297タイトスカートの遮幕が奪われた脚は、 外気に触れる震えを宿して触れた指の感触に力が籠る。 言葉どおりに初々しく、 それでも大人であろうとして籠った緊張を解そうとしながら。 両手の指が、ソファのベルベットを握る。 >>_298無抵抗であることの証で、だから、ナイフを見ても] 好きなひとから逃げる気なんて――…ないもの。[ちょっぴり震えの残る声で、呟いた]