― 数日後>>_204>>_285 ―[柔らかな恋人を抱き締め、紅梅のような色の甘い果実を味わっていれば当然のように()沸き立つ淫情。戸惑いがちな、けれど咎める口調でもない言葉を聞けば] うん……ミリーがかわいいから 外 だよね でも 誰もいないよね[見渡す限りの野原。そこにいるのは梅の木と、鳥や栗鼠くらい。]