――――んッ! っつ、……あ、
[ 咄嗟に達さないよう伸ばした片手で根元を押さえた。
何をしているのか理解できないまま迸る熱が奥を満たす>>_252
びくりと跳ねる脚は吐き出されると同時に
震えて、繋がりから伝わる快感が脳を炙る。
そこで止まってくれたらいいものを
彼はすぐ様動き出してしまう。
吐精された滑りのせいで摩擦ない挿入は
抵抗なくこの身を頂へと高めていく。
ぼんやり歪む視界で見つけたのは赫色。
胸を掴んで離さない衝動に喘ぐ声が更に
色を帯びて止まない。
不意に唇が譫言の為に動いた。
必死に腰を振る姿に胸が打たれるまま舌を
働かせた。 ]